パンダマンのロードスター(NA)の、マフラー付近からの
不快なシャリシャリ音。
買って間もない頃から少しずつ大きくなってきて、
その異音が最近かなり耳障りになってきました。



それをを失くす為に、加工すべく
ジャッキアップ&ウマ掛けをします。




ちなみに、ウマ掛けする時は
フロント→リアの順に上げます。(FRの場合)


その順番の理由は、リア側はサイドブレーキがかかるので
安全性の面では基本です。


手順としては、
【1】フロントのメンバーにジャッキをあてる
※超低床のロングジャッキじゃないと届きません


【2】フロント両サイドのジャッキポイントにウマ掛け


【3】リアはデフにジャッキをかけます。



【4】リアも両サイドのジャッキポイントにウマ掛け
(今回はウマ不足の為に無し)


以上、このように1tの車体が簡単に浮いてしまうのです。



ウマが外れる事は滅多にありませんが、念の為にタイヤか何かを
車体の下に置いておくと、いざって時に安心です。
そして、万が一の時の為に、2人でやった方が良いです。
車の下で孤独死は嫌ですからねw


さて、作業を開始します。


まずは、触媒の両端にあるのボルト4本を緩めます。


事前に吹きかけておいたKURE5-56のおかげで
なんと3本も回ってくれました!
とても硬いので、500mm以上の
ブレーカーバー(スピンナハンドル)を推奨します。


さて、あと1本が大変だった^^;



どう頑張っても回らないξ
ので、ちょん切ってやりましたw


その際は、遮熱版を切ってあげないと、貫通のボルト&ナットに
変更できませんので注意が必要です。


この部分




ボルトの処理は後でやるとして、
マフラーを外しちゃいましょう〜


既に外してある画像ですが、リアの補強バーを片側だけ
ボルトを外ししておき、もう片方は緩めるだけ。
すると、マフラーを外す時に邪魔になりません。


コレを



こう



これで、もう外すナットはありません。



あとは、マフラーハンガーを5か所外せば簡単に外れます。
ゴムが劣化してしまう5-56は使用NGですから、
シリコン系のスプレーを吹きかけるとヌルっと簡単に
抜けますね。


純正マフラーは意外と重い(10kgちょっと)ので、
下に何かを敷いてあげると安全に作業できますね。





さて、原因であろう問題の触媒と遮熱版ですが・・・



触媒が粉々になってるー!!汗


パンダマンが中国からホイミやケアルをかけましたが、
残念ならら届きませんorz
ザオリクでも生き返りません。。。



このまま入れておいても仕方ないので、
取り出します。



スゴイなコレ。



もう触媒の役割を果たさなくなってました。
これで、触媒無しのストレートマフラーですw


まぁ、車検ではグラスウールかなんかを詰め込んで対応するか、
ヤフオクで良さそうな触媒を落として交換ですね〜


つい先日の車検では、この粉々状態の触媒でも通ったので、
そのままでも通りそうです・・・w


平成10年より前の、ゆるい排ガス規制の車体ですしねぇ。




さてさて、
触媒がスッキリしたところで、ちょん切ったボルトを
何とかしなければ。


ここからは、死闘でした。。。


ドリルでボルトに穴を空けようとするが、
安物刃では負けてしまい穴が空かない。
手持ちのドリル刃が全滅しましたξ


新しいドリル刃(また安物)を買いに行って、
格闘する事1時間。




ヤッター!!!
キモチイイー!!!


ほんと1本で助かったよ@
2本以上あったら諦めてたかもw


貫通ボルトになったので、今後外す時も楽チンですね^^



あとは、腐ってきている遮熱版をちょん切って
バンテージを巻きます。



遮熱版の固定ボルトは、錆びて一体化してました。。。


取っ払って


あ、バンテージはチクチクして刺さるので、
手袋は必須ですよ。


そして・・・




キレイに巻けましたー^^


あとは、マフラーを外した時と逆の手順で取り付けて完成!
※カジリ予防の為、ボルトにスレッドコンパウンドを塗布



それにしても、年式にしては綺麗な腹下でしたね。
ネットで画像を見ていると、サビが進行していたり
擦り傷が多かったのですが、パンダNAは少なかったです。
やはり、なかなかの掘り出し車輌でしたね◎





そして、早速試走してみると・・・



シャリシャリ音が無くなったよー!!




ヤター\(^o^)/




抜けが良くなった分、低速のトルクは落ちた感が
ありますが、ほんの気持ち程度です。
言われなければ気が付かないレベル。


マフラー音もちょっとだけ、ご機嫌になったかな?w
エンジンの吹け上がりも良くなったような気がするけど、
一緒にオイル交換もやったのでね。
今回はワコーズのオイルを入れたので、
気持ち程度は劣化が遅くなるかな。



今後の触媒の対応は、オーナーのパンダマンと相談して
決めたいと思います〜





あと、余ったバンテージはゼロワンのマフラーに巻かせて
もらいました。


私のゼロワンのマフラーは、車体横(助手席側)を通っていて
マフラーがむき出しになっているのですよ。


この部分


走り終わった後は、激熱になっているのでかなり危険です。
残念ながら、火傷の被害者もいるのです。



って事で、巻きました!


作業時間はサクっと10分くらい。
(なんてイジリやすい車だw)



これで、火傷する被害者がいなくなるかな?
過去に2人程、熱い体験をしてますからね^^;
一人はなかなかの火傷でしたし。


でも、
そんなトコロも憎めないと思えるのは、
異常者でしょうか?w


ゼロワンもメンテしていきたいと思います〜