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受け渡し前の施主検査も終わり、
ついにガレージの床塗装です。
(新規モルタル床)
業者に任せると50m2で20万円くらいかかりますが、
自分でやれば道具を全て揃えても5万円でおつりが
きます。
ショールームの塗装をするわけではないので、
- 油汚れをサッと拭き取れる
- 粉塵が出ない
- 掃除がしやすい
- 床からの湿気対策
が、できればOK。
ツルッツルにして、クリアを塗れば見栄えはいいけど
そこまでやっても自己満足で終わっちゃいそうですからね。
はい、50m2を塗装するのに、今回使用した
必要な道具をまとめてみました。
- ボウジンテックス5000U 主剤15kg
- ボウジンテックス5000U 硬化剤2kg
- ボウジンテックス5000U 強化シーラー8kg
- シンナー 4リットル
- はかり
- 塗料バケット
- 撹拌棒
- 電動ドライバー
- 継手
- ローラーハンドル
- ローラー
- ハケ
- 養生テープ
- 防毒マスク
- 手袋
- ゴーグル
- ビニルシート
以上。
溶剤以外の小物は、ホームセンターで揃います。
電動ドライバーも、DIYする人は皆さん持っているはず。
なので、道具は1万円もかからないでしょう。
【行程】条件:外気温5℃〜10℃ 湿度50%前後
1、床(モルタルの清掃)
2、強化シーラー塗布
3、乾燥5時間
4、モルタル面の吸い込みが激しいので、もう一度行程2、3
5、ボウジンテックス1回目
6、乾燥12時間
5、ボウジンテックス2回目
7、完全乾燥まで3日間
簡単に書くとこんなもんですが、
注意事項は多々あります。
まず、素地ではこんな条件です。
↓
新打設のコンクリート面では、夏季30日以上、
冬季40日以上養生乾燥させ(モルタル面では夏季14日以上、冬季20日以上 )、
表面層の水分率5%以下(デジタル水分計)とする。
表面層にレイタンスや緻密層があると付着不良の原因となるため、
必ずポリッシャー又はライナックス等でプライマーが含浸する。
下地面になるまで目荒らしを行い、次いで丁寧に清掃する。
既設モルタル・コンクリート面では、油分・ゴミ・ホコリ・
泥等を丁寧に除去・清掃し、充分乾燥させる。
また、クラック・不陸等はプライマー工程後、
あらかじめエポキシパテ等で充填する。
他にも、天候の条件としては
炎天下、気温5℃以下、多湿はNG等あります。
作業の注意点ですが、主剤と硬化剤は
しっかりと撹拌した方が良さそうです。
おそらく、手混ぜはムラが出るのでNG。
冬場は塗料が硬くなるので、シンナーは溶剤の20%は加え、
塗り始めて20分くらいしたらさらに3%程度加えながらの方が
良さそうです。
17kgだったらシンナー3.5リットル。
途中加えるのは、10kg残ってたらシンナー0.3リットル。
でもコレは気候によって左右されるので、その状況に
応じて調整が必要です。
以上の事に注意すれば、素人でも施工は可能です。
多少のヘアクラックは2度塗りすればある程度隠れますが、
ホコリに注意しないとなりませんし、ムラは出ますw
まぁ、そこに住むわけではないので、ツルッツルにする必要は
そんなに感じません。
そんなに神経質ではない人は、注意事項を守れば
割と簡単にできると思います。
結局のトコロ、地面ですし、そこに住むわけでは
ありませんからね。
今回もモルタルのコテ塗りなので凹凸もあります。
なので、若干風が強かったですが、やっちゃいましたw
砂が舞ったりしていたので、若干の防滑仕上げみたいに
なりましたが、結果オーライ(?)ですw
ダラダラ書きましたが、
ただのモルタルだった床が。
はい、ベージュになりました^^
遠目から見れば光沢もあっていいんじゃない?
気になっていた細かいクラックはほぼ消えました!
そこだけ厚塗りしたので、塗りムラは満載の
液ダレ上等ですがw
そのうちクラックは入ってくると思うので、
補修しながらやり過ごしましょう。
まだ使ってみないとわかりませんが、
ボウジンテックス5000Uは金額的にも
大満足な塗料でした〜