予定通り、
カブ90改の105ccエンジンを載せ換えました。
そこで発生した作業等を簡単に書いておきます。



さて、カブ50ベースから90にするには、
いくつかの変更や加工が必要になってきます。



まずは、マフラー問題。


これは、50のクランクシャフトより長くなるので、
シリンダーが長くなる、そしてヘッドの取付位置も
フロント側に移動する。


これはカブ90のマフラーを購入するか、
マフラーステーを加工すればOKです◎
私の場合はスパトラのマフラーはゆずれない
ので、マフラーステーを加工しました。

この穴を・・・

こんな具合に楕円形にします。

こいつは結構分厚いので、
電動ドリル等の電気工具が必要です。
人力の棒やすりでやる人は、筋肉痛間違いなしw






それと、ブレーキペダルは
マフラーによっては干渉してしまうみたいですね。
(年式にもよりますが)
その場合は、カブ90のペダルにしてあげればOK。


スパトラマフラーの場合、
変更の必要はありませんでした。





とりあえず、これで取り付けはOKです。
ハーネスも50用をそのまま使用できます。




他に、変更した方がいい所は、CDIです。
CDIについては今度詳しく書きますが、
点火時期は重要ですので。
カブ90のCDIにしておけばとりあえずはOKでしょう。



あとは、キャブ。
キャブは50純正のままでは、
薄くてまともに走りません。
エンジンに合わせて、社外のキャブか
90純正品を使いましょう。




取り付けはざっとこんなもん。
ポン付けとまではいかないものの、
簡単に載せ換えられてしまいます。


作業順番としては、
マフラー取る
ブレーキセンサースプリング取る
ブレーキスプリング取る
ステップ取る
チェンジペダル取る
クランクケースカバー(左)取る
スプロケ取る
配線(カプラー抜く)
ニュートラセンサー抜く
キャブ取る
エンジンマウントのボルト2本抜く
エンジン降ろす


取り付けは逆の作業でOK。


ね、簡単でしょ!?


こんな手軽にできるのが、
横型エンジンの良いトコロですね〜



【おまけ】
電気式のタコメーター取り付けました。
やはり、中華製の1000円タコメーターは、
すぐに壊れてしまったので、
信頼のおけるタケガワのタコメーターにしました。
モーター制御なので、安定した指針と
特定の回転数になったら知らせてくれる
ランプが付いているので、
性能は申し分ありません。