私が乗っているNSR250Rにはセルがありません。

よって、キックしてもなかなか火が入らないと
汗だくになりますw


この前少し書きましたが、いくらキックしても
エンジンがかからなくなってしまいました。


この時は、
「ちょっとカブってるんだな〜」
くらいに思っていましたが、
他に原因があったら嫌なので
始動チェックをする事に。


普通に数回キックしてもかからないので、
プラグを見てみる。
片側はフロントから簡単に抜けましたが、
もう一方はの右のカウルを外さないと取れません。

場所的にめんどくさいが、
フルカウルにしては整備性は良い方ではないのかな?

サクっと取って見てみると、
多少カーボンが付着していました。



それを取り除いて戻し、
キックしてみるがかからない(;_:)



まぁ、古い2ストなのでこれくらいは普通でしょうw


仕方ないので、押しがけじゃー!


2速に入れて、ついでに気持ちにも気合いを入れて
ダッシュ!!!


タタタタタッ・・・ポスポスポスポス。


・・・。


タタタタタッ・・・ポスポスポスポス。



・・・。



タタタタタッ・・・ポスポスポポスポポス。



(お、もうちょいでかかりそう)




タタタタタッ・・・ポスポスポポポスポポス。



(よし、キックしてみるか)



カスカス、カッ・・・カチャンッ!
カスカス、カッ・・・カチャンッ!
ポポポポ・・・。


カスカス、カッ・・・カチャンッ


ビィィイイーーーーーン!!!



キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!



はい、白煙と共に元気よくかかりました^^


よかったよかった◎


カウルを取ると別のバイクっぽいですね。



んまぁ、これくらいの作業でかかればOKでしょう。



やはり、2ストの始動にはコツが入りますね〜
カブはどんな季節でも、
キック1〜2発で余裕の始動が可能ですがw


とりあえずやみくもにキックレバーを下げてもダメです。


少しずつ下げていき、
ギヤが噛んでクランクが回り出す前になったら
キックレバーを元に戻し、また少し下げて
ギヤが噛む位置を探ります。
先ほどの効果音では
「カスカス、カッ・・・」
のトコです。


これは、キックレバーのストローク
なるべく大きく取れる位置から、
一気に蹴り下ろすための儀式ですね。
キックのバイクに乗っている人なら、
当たり前の事ですが。


やみくもににアクセルを開けてキックすると、
すぐにプラグがカブって、火が飛ばなくなります。


なので。最初はアクセル全閉でチョークONで
キックした方がイイかもしれません。
私は2割くらい開けてますが。


アクセル前閉2〜3回でかからなければ、
少しだけアクセルを開けて2〜3回キックしてみます。
まぁ、普通はここまでにかかるか前兆はあります。


それでもかからなければ、それ以上やっても
プラグが湿ってかかりにくくなってしまいます。
その場合は、少し時間をおいてプラグが渇くのを待つか、
取ってふき取ると良いですね。




【おまけ】
旧車は特にですが、走り終わった時
フューエルコック(ガソリンコック)はOFFにしたほうが
イイと思います。


常にONでも、2〜3日に1回乗るならさほど問題
ありませんが、1ヶ月かそれ以上走らない場合は
ガソリンが酸化してしまうので、
キャブの中はできる限り空っぽの方がいいですね。


そのままだと、フロートの劣化にも繋がりますし、
パーツが少ない旧車には推奨です。


この前修理したバンディットは、
4年間も乗らなかったので、腐ったガソリンが
キャブ内部に付着して大変な事になってましたねw


こうならないように、バイクには
小まめに乗りましょ〜