今週の水曜日、
人生初のユーザー車検にチャレンジしてきました。


今回挑戦するのは、公道を走って良いのか
疑われる愛車


光岡自動車「ZERO1(ゼロワン)」


いきなりレベルが高いかと思いきや、
流れさえ把握してしまえば余裕で通ります。



まずは、事前に準備する事3つ。

1.車検場の予約
「自動車検査予約システム」ってのがあって、
一般人でも簡単にアカウント登録して予約できます。


台数に制限があるので、早めに予約しておくのが
良いでしょう。

(検査を受ける2週間前から予約可能)
それと、予約番号は控えておきましょう。
当日必要になります。






2.必要書類(3点+α)

自動車検査証(必須)
自動車内に常備しているはずなので、車の中に必ずある。
はず?



自動車税納税証明書(必須)
毎年5月頃に送られてくる、請求書。
車検を通したいなら、涙を飲んで払いましょう。
ちなみに、失くしてしまっても車検場で再発行できます。
しかも無料でね。



自動車損害賠償責任保険証明書(必須)
これは車検証と一緒に、自動車内に常備しているはず。



定期点検整備記録簿(任意)
コレも車検証と一緒にされているはず。
車検を受ける前に定期点検を受けている場合は、
コレも提出しよう。
もし、無くても「後整備です」と呪文を唱えると
パスされてしまうので必須ではない。



3.お金
自賠責保険+重量税+登録印紙代+検査証紙代

自賠責保険は、普通乗用車なら24,950円
登録印紙代は、400円
検査証紙代は、1,300円


重量税は下表の通り。

ゼロワンは1トン以下で18年経過しているので、
25,200円ですね。


まったく、エコカーが安すぎて
旧車乗りからしたらイラっとします。



で、今回の料金は、
24,950円+400円+1,300円+25,200円で
合計51,850円でした。
今年から18年以上になってしまったので、
5万円超えてしまいましたorz



けど、税金が変わらない限り
この金額でずっと維持できるって事です。
重量が1t未満なのがまだ救いですねw




さて、これで準備は整いました。



いざ、車検当日です。


予約した時間の15分前には着いておきましょう。


まずは適当なトコロに車を止めて、
自賠責保険の更新。


習志野の場合は、入り口近くにたくさん保険屋があります。
車検証と古い自賠責保険証を提示してお金を払います。



次は、
一度車に戻って走行距離を確認して覚えておきます。
後で走行距離を書く欄がありますので、手間にならないようにね。



そして、案内板を見て
A庁舎 4番窓口へ行きます。


そこで全部の書類を出して「ユーザー車検です」と言います。
そうすると、書類を確認してくれるので予約時に控えておいた
数字(下4桁でOK)を言う。


ここで、車検に必要な紙が貰えます。
〜自動車検査票
自動車重量税納付書
〜継続検査申請書



そしたら、Cの建物の7番窓口へ行き、
全部の書類を渡すと勝手にやってくれる。
そして、自動車重量税、検査手数料、用紙代の合計金額を払うと
印紙を貼ってくれた書類が戻ってくる。


それを持って、A庁舎へ行き
見本を見ながら記入すればいい。
ここで注意するのが、
継続検査申請書はマークシートになっているので
鉛筆で記入。


この書類も、車検証と見本を見ながらで
誰でもできます。


全て記載したら、4番窓口へ持っていくと
最終チェックをしてくれます。




ここで、初めてですか?
と聞かれるので、元気よく「はい!」
と言うと、5分程のビデオを見せてくれるので
心配はまったくいらない。


終わったら「○番レーンへ」と指示をくれるので覚えておこう。




さて、これで準備は整った。
検査場は道路から入った正面にあるのですぐわかります。


白線があるので、自分のレーンに進むだけ。
書類はまとめて、助手席にでもおいておきましょう。


並んでいると、検査官が近づいてくるので
書類をまとめて渡す。


ライト・ワイパー・クラクションの点検をして、
ボンネットを開けて車体番号を確認。
書類を返してもらうときに注意を受けなければOKです。




◎-------排ガス検査----------------------------◎
前の車が進んで信号が青になったら進入。


エンジンをかけたまま、
細長い棒(プローブ)をマフラーの奥まで突っ込む。

しばらく待つとOKと表示が出るので抜く。


自動車検査票を矢印の方向へ入れて記録。
◎--------------------------------------------◎




◎-------サイドスリップ検査--------------------◎
電光掲示板が「待機」から「進入」に変わったら発進。
歩く程度の速度でゆっくり前進

次の停止位置まできたらそこでストップ。
◎--------------------------------------------◎




◎---スピードメータ・高軸・ブレーキ検査-------◎
電光掲示板が「前進」になったら発進。


前輪の停止位置まで進んで電光掲示板の指示を待つ。


スピードメータ検査は、
アクセル全開で40キロまで出して、パッシングする。
実はのこ基準値は、
31.0km/h〜42.5km/hとかなり甘い。
しっかりメーターを見ていれば、
まず通らない事はないでしょう。
平成18年車以前はさらに緩くて、
31.0km/h〜44.4km/hと13km/h以上もの範囲がある。




ライトの高軸テストは、
ハイビームにして機械がやってくれるので待つだけ。


ブレーキテストは
フートブレーキとサイドブレーキの二種類があるので間違えないように。
電光掲示板に従って踏むだけ。


サイドブレーキの数値はなかなか出にくいが、
ジワジワとかけていくと多少甘くても通る気がする。
コツなのかな?
サイドブレーキの時にフートブレーキを踏んで逃げようとするが
バレると目を付けられるので注意が必要です。
モニターで監視されてますw

OKサインが出たら自動車検査票を入れて記録。
◎--------------------------------------------◎



◎-------下回り検査---------------------------◎
停止位置まで進み、エンジン停止で再度を引く。
電光掲示板の指示に従うだけ。


下で「カンカン」音がするが、待ってれば終了。
OKサインが出たら発進。


自動車検査票を忘れずに記録する。

◎--------------------------------------------◎



以上で終了。




レーンから車で外へ出て、空いてるスペースで停車。


全書類を持ってレーン出口にある小窓へ。

書類をチェックしてくれて全てOKだったら
Aの建物の4番窓口へ提出すると
新しい車検証とシールを貰えるのでコンプリート!!



簡単でしょう?
もし、NG項目があっても慌てる事はない。


直して再度並べば1日なら何回でも挑戦できる。


近くの予備検場に行って基準値に
直してもらえばOKです。
もちろんタダではないのですが、
今回は光軸が1500円でした。




と、最低限の予備知識があれば簡単に通ります。
早ければ、車検場についてから1時間程度で済むでしょう。
今回は光軸が引っかかったので、
1時間半かかってしまいましたが早いもんです。




さて、前回の車検で友人のバシが苦戦した
ゼロワンの最低地上高9cmのクリア方法ですが。。。
簡単です。


通常では、マフラーがどうしても9cmに達しないので
エキパイを支えているゴムの部分をイジるだけ。


通常は、ゴムが下画像の赤枠に刺さっているのですが

それを真ん中の穴に移動する。

これだけで10cmちょっと確保できました。
マフラーとフレームの隙間を見て頂ければ、
かなり上がった事が確認できますね。


さらに軽量化の為、スペアタイヤを外して
ガソリンを減らしておいたら余裕で通過できましたよ。
ちなみに、幌や幌ガイド、簡易ドアは付けないでOKです。


いやぁ、ユーザー車検ってホント簡単です。


平日に休みを取らないといけないのですが、
今後は自分で通そうと思いますよ〜