カブが活動限界で沈黙してから10日程しか
経過していませんが、
とても長く感じます。


10年間、
いつもすぐそばで私を支えてくれていた、
頼もしい相棒。


様々な思い出がたくさん詰まっていますが、
まだここでは語らないでおきます。


なぜなら、別れではなく・・・



復活です!!



復活までは毎日カブの事で頭がいっぱいで、
仕事も手に付きませんでしたよw



そして、今回は復活するだけでなく
モデルチェンジもしちゃいました〜



フロントをマグナの足回りに換装していたのですが、
キャストホイールにしたかった気分でしたw
NS-1のホイールは自分好みなのです。



マグナ50のブーメランコムスターホイールは好きですが、
なんかコムスターホイールって、骨董品な感じがw


カブは発売から55年間、ほとんど形状を
変えていないので、骨董品でもいいのですが、
ちょっとスポーティーにしたいなと。
思っておりました。



そもそも、コムスターホイールって、
何故なくなったのかと言いますと、
コストがかかりすぎるからだそうです。



導入された当初、
ホンダはコムスターホイールを盛んに使っていました。
それはスポークの代わりにアルミのプレートで
リムとハブを繋いで、軽量化と適度なしなやかさを併せ持つ、
キャストとスポークの中間なホイールでした。


でも、キャストほどの強度を確保することができずに
歪みも出やすい。
それに、分解できないからスポークみたいに修正が
簡単に出来ない。



では、ちょっとコムスターホイールの種類をみてみましょう。


「ブーメランコムスター」

マグナ50のような、形状がブーメランに似ているから。
見たまんまですねw



「裏コムスター」

ブーメランコムスターが裏っ返しで付いている感じから。


次が
「NSコムスター」
アルミリベットから鉄のボルトに変えられて、
強度アップしてみたようですね。



この形状が好きな人も多いと思いますが、
需要が増えなかったんですかね〜


今や、アルミホイールが主流なので、
その先駆けだったんでしょうか・・・。
確かに軽くていいホイールですよ!


でも、掃除がメンドクセぇwww



あ、また脱線しました^^;
そのうち戻すかもしれませんが、
とりあえずNS-1のホイールに変更します!



1年近く前から、下準備は進めておりました。

NS-1フロント周りオーバーホール - Why don’t you do your BEST?
剥がして離れる - Why don’t you do your BEST?
フォーク 目指せ鏡面仕上げ - Why don’t you do your BEST?



で、前振りが長くなってしまいましたが
今回はお手軽にマグナ50とNS-1の足回りを
換装できるように、マグナのステムのまま
NS-1の足回りを入れましょう!



今回の作業は、マグナ50にNS-1のホイールを
入れるのと同じ作業になりますね。
マグナ50をロングフォークにする人はいても、
NS-1のホイールを入れる人は少ないかな?


まずは共通点は、
フォーク径は31mm
アクスルシャフトは12mm
この2点が一緒なら、移植可能なはずです。
ちなみにフェンダーの取り付け幅やメーターギア、
スペーサーも一緒ですね。



そこで1つ目の問題となるのが、キャリパー。
マグナ50のブレーキディスク(ローター)が24cmに対して、
NS-1が22cm。
キャリパーステーを自作して付けるかですが、
そんな大がかりな事はしたくない。
なので、NS-1のフォークを移植する事にします。



2つ目の問題として、
NS-1のトップブリッジはセパハン用なので
そのままでは無理。
これは簡単で、マグナ50用フォークトップボルトに
交換すればOK。



3つ目の問題として、フォーク長。
NS-1は約68cmで、マグナが75cm(だったかな?)なので
短い。
これはマグナ50のインナチューブを、
NS-1のアウターに移植すればOK。
(そのままでも付くが、若干前のめりになる)



4つ目の問題は、ステム幅。
これはフォーク間の距離で、
計ってみたところ、マグナの方が10mm広い。
なので、左右に5mmのスペーサーカラーを入れれば
センターが出るはず。



5つ目の問題は、キャリパーのオフセット。
ステム幅が5mm横に広がったので、
アウターとキャリパーの間に
5mmのスペーサーをかませばOK。



これで準備は整った!




はい!完成!!




説明する間もなく、
あっという間に完成しちゃいましたw
以前と比べると、だいぶ印象が変わりましたね^^



そして、
いつの間にかエンジンも乗っかってるしwww
というか、写真を撮ってないので、説明が・・・。


フェンダーは前のJAZZ用をそのまま使用。
スペーサーは左右10mmでなんとかなりました!
が、見ての通り、クリアランスが少なっ!w


そりゃーね、
16インチフェンダーに17インチですから当然です。
擦ってないから問題なしって事で^^
これで、前後17インチになり、
バランスがよくなりました!



早速、テスト走行がてら、
近所をブラブラ〜っと30km程。


エンジン付近から何やら吸気音みたいな異音がするが、
とりあえず気にしないとして・・・


プレスカブエンジン(改)の調子はGOOD!
1速〜4速までスムーズに入るし、
吹け上がりも以前と変わりません。


あと久々だったので、
4速から何度かニュートに入れてしまいましたw
以前は4速からNに入る事はありませんでしたが、
慣れれば便利です。
4速エンブレでマッタリ減速→N(走行中)→停止→
1速発進。


とか、


家の近くまで来たら4速→N→その勢いで到着。
夜間の近所迷惑対策になります。



続いてNS-1の足回りですが、
マグナ50と違い、シッカリしてる!
コーナー前でのブレーキングでは
フニャッっと感がなくなり、
コーナー中はフロントに吸い寄せられる感覚で、
サーキットでもイケそう?!w


逆にリヤが不安になってきたな〜
スイングアーム加工してNS-1のリヤを・・・
って、キリがないのでやめましょう(-ー-)
そんな攻める機会はありませんからね。



まだ慣れていませんので、
事故らないように気を付けます〜


最後にいつもの立ち寄り所で、記念撮影。




モヤモヤが一気に晴れた清々しい気持ちです。
一服がめちゃめちゃ美味い(*´・ω`)y━・~~ フゥ〜.


実は今回、マグナ50のマスターシリンダーを
そのまま使用しました。
マスターシリンダーによって、
どれくらいのフィーリングの差があるかの実験です。


それは、また次回のネタにしましょ〜