ヤフオクで格安入手したキャブ、
PE24をカブに取り付けました。

ベースエンジンはカブ90で、
武川105ccシリンダーです。
PC20と比べると、吸気口がかなり広がります。
説明不要の一目瞭然ですね。


もちろん、雨の日も走るので
純正エアクリボックス仕様ね。


2ヶ月くらいの構想を経て、
やっと完成しました。


まずやったのが、エアクリボックスの加工。

この状態でも、吸気不足気味なのに
PE24にしたら酸欠でエンジンが逝ってしまいますw
ってそんな事はないが、
合うメインジェットがないはず。


なので、既存の4本煙突に4本追加して
計8本に。


ホームセンターで、ステンレスのパイプを購入。
1000mmで500円弱。
そんなに長さはいらないが、短い規格がなかったので、
残念。


エアクリボックスに4つの穴をあけて。



これで、エアクリボックスに入る空気量が、
単純計算で2倍に。


干渉しない程度の長さでパイプをカット。


隙間は液体ガスケットで埋めてから、
完全硬化するのを待つ。

その後に、
黄色い万能ボンド(通称:鼻くそボンド?w)
を重ね塗りして固定。
 ※カエルマン愛用のコニシ「万能ボンドG10」



お金があれば、プラ用のパテの方がいいのですが
問題ありませんでした!
さすが、万能ボンドw



お次の作業は、
キャブからエアクリに繋ぐエアダクト。
これが今回一番の難関だと思っていました。
先人の知恵を借りようとググってみましたが、
出てこないんですよね〜


PC20のキャブでは、
純正のエアダクトで流用できたのですが、
今回はキャブ側の取り付け径が45mm。


デカいのですよ。
比べてみると一目瞭然。


最初はアルミのエアダクトを調べていたのですが、
75mmくらいまでのしかない。
内径が45mmのホースを探していると・・・


なんと、風呂釜に使用するゴムホースが
内径45mmではありませんか!
L字型の規格を1000円でゲット。


これなら耐久性もありますし、
適した素材ですね!
エアクリボックス側は・・・
なんとか加工しましょうw


このゴムホースの直径が50mm。


こんなに大きな穴をどうやってと考えながら、
既存のエアダクトを取ってみると…


あれ?
もしかして!?



ビンゴ!
50mm!!
無加工でOKです◎


喜びのあまり、
1人で声を出してしまいましたよw


これだけピッタリだと、気持ちイイ〜



さて、次の関門はエアクリボックスに収まる
50mm口径のフィルターがあるかどうか。
そんな物、ありません。
正確に言うと、無加工では無理です。


そこでふと、純正のエアクリを見ていると…

この口径は?!



はい、50mmキター!!


って事で、
こいつを加工ベースにする事に。


まずは、
ふん詰まりの紙フィルターを剥がして。

上部をサンダーでほどほどにカット。


そしてターボフィルターシートを。


サイズを合わせカット。

巻いて、万能ボンドで接着。

完了。



これで、
カブ純正エアクリボックスtype:PE24が
完成しました〜
製作費は3000円ちょっとです。


type:PC20のエアクリはいつでも戻せるように、
ストックしておきます。




最後の関門が、インマニ。


コレは回転式のインマニを買おうと
思っていたのですが、3000円する。


知り合いに溶接をお願いできそうだったので、
頼みました。
最初は無料でやってくれるとか言ってましたが、
実際には1000円くらい払うつもりでした。
切って持って行けば、1000円くらいでやって
くれますからね〜


しかし、
結果的に4000円も請求されました(;_:)


溶接だけなのにいい値段取るんですねw
最初に見積りしておけばよかったよ〜


溶接だと精度も落ちるし、結果的に
付いていたマニホを3000円くらいで売って
回転式のマニホを買った方が
お金をかけずにできたので、失敗でした。


まぁ、アフターフェスティバル(あとの祭り)なので
せっかく厚盛りしてもらったし、とりあえず
OKとしましょう(-ー-)
失敗は成功の素w


そして、スロットルケーブルはそのままでOKなので、
サクっと取り付け完了。


なんか、
風呂釜ホースのインパクトが強いなw



とりあえず、メインジェットは120の
パイロットジェットは38にしましたが、
アイドリングしたものの、アクセルを開けると
ストール。
んー、これは明らかにスローが薄いですね。
1度50くらいにして様子をみますかね〜


一瞬チョークを上げてからあおると、
発進できたので、ちょっと試走。


おー、吹け上がりがイイね!
この後のキャブセッティングは後日にします〜